とりあえず試作品が完成した。空気椅子の中に男を入れただけではあるのだがずいぶん苦労した。何度もビニル椅子を作り替えた。ビニル物は大抵そうなのであるが少しずつ形を調整していくということは難しい。角度を変えたり仕様を変更したりする場合は丸ごと作り替える必要が
「人間椅子」 その3
男の頭と胴体と脚の骨格を作る。着席可能な椅子にするためしっかりと組み立てる。腕と手も出来た。椅子というか人間というか・・・。ところで座面は必要か?木材部分を黒く塗って黒いゴム帯を巻き付けてみる。体の曲線と肉感触を表現。だんだん不気味さを増してきた。男はほ
「人間椅子 ~air~」 その2
外形の半透明空気椅子をまず作ってみた。中に男が入ることを想像してみる。いい透け具合になりそうだ。その3へhttp://www.kitagawajun.com/archives/32397006.html
人間椅子 ~air~ その1
「私の好きな作家シリーズ」と題して数年前にローズソファを制作した。これは倉俣史郎というデザイナーの作品からイメージしたものだった。このシリーズの第二弾を制作しようと思う。江戸川乱歩の小説『人間椅子』をご存知であろうか?彼の代表作の一つであり、筋書きは少々
質量保存の法則 1/2模型
思い出してほしい。「質量保存の法則」という言葉を。これは化学反応の前と後では物質の総質量は変化しないという科学の法則である。
転じて、この巨大ビーカーの中で繰り広げられる反応の中に身を置いてほしい。
ある時は林立する雑木林の中、またある時は高層ビル街の隅
「はやまの湯」 妄想計画七変化 その8番外編
「はやまの湯」のトークイベントが開催された。その時の参加者の皆さんと森戸海岸に出かけ「はやまの湯」撮影会を行った。曇りだったのがこのあたりから晴れ始めた。しかし風が強くなり煙突を建てることが困難になり私が持つ羽目に・。ということで私は腕のみで参加。最後の
「はやまの湯」妄想計画七変化 その7
花畑の湯に身をまかせてみれば、この世からあの世へとのぼせ上がると人は言う。
そう ここは三途の湯、はやまの湯。
もう戻ることはありません。
「はやまの湯」妄想計画七変化 その6
: 開店早々ヒマだ~。
: 少子化だから子宝の湯ってのがいいと思ったんだが・・。 煙突なんかピッタリだろ?
: 気味悪いってもっぱらの噂でっせ。
: 残念、外してこい。その7へhttp://www.kitagawajun.com/archives/31880388.html
「はやまの湯」妄想計画七変化 その5
湘南国際村 村民の夕べ
山のふもとに立派な集会所あったべ。
結局誰も使い切らんよって、こないだ「はやまの湯」ちゅ~ ケンコーランドになったそうじゃ。
今度畑の帰りに寄ってみるべか?
んだんだ。その6へhttp://www.kitagawajun.com/archives/31880385.html
「はやまの湯」妄想計画七変化 その4
令和元年×月×日
上空より謎の飛行物体飛来。旋回を繰り返したのち門番詰め所屋上に不時着。
職員気付かず、搭乗不審者の邸内への侵入を見逃す。
前代未聞の不祥事。記録から抹消。
事件発生現場は「葉山御用邸前」では無い。その5へhttp://www.kitagawajun.com/archiv