04

2004年10月

 風船Tシャツという作品はカンボジアで展示してから
いろいろなところで引っ張りだこになり
今となっては私の代表作のひとつとなっている。
この作品のチャームポイントは言うまでもなく・お尻・である。


もうひとつの代表作として裸体像Tシャツ計画があげられる。
どちらにも共通しているのは・パンツをはいていない・ということである。
人はそこが気になるらしく「パンツは?」とよく問われる。
その際、私は決まって「僕はTシャツ屋だからパンツは持ってません。」
と答えることにしている。


しかし、今回、世論の熱い要望に抗することができず
ついにパンツをはかせることとなってしまった。

あんなにかたくなにパンツをはかせないことにこだわってきた私であったが、
いざやってみると「これはこれで結構いいじゃないか・・。」と
私自身気に入ってしまった。


人からはよく「この大量のパンツ、自分で買ったの?」と質問された。
そのたび「そうだよ」と事実をあっさり答えると、
作品うんぬんよりその勇気に敬意を表されることが多かった。


しかし私としては、この作品を作るのに70枚のパンツをまとめて買ったのだが、
そのときはさして動揺はしなかった。

それより前、「はたして風船にパンツをはかせることが出来るのだろうか?」と
実験として形の違うパンツを2枚だけ買ったときは
冷や汗がでるほど興奮・・・イヤ、100倍の勇気を要した。


この違い・・わかってもらえるだろうか。