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前回、エロい仕掛けがあると言ったが、もともとそれをねらった訳ではない。
要は、畳中央に小さい穴・・のぞき穴があいているのだ。
その穴をのぞくと畳の中にある世界が展開されているのだ。

といっても何もそこに淫靡な空間が潜んでいるわけではない。
どちらかというと子供だましな、チープな仕掛けであるのだが、
私としてはぱっと見の派手な風船椿と対比する、
内にのぞく不思議空間を演出したつもりだった。


この趣向は成功したと思う。
みな、のぞいた後はにやりとしたものだ。

しかし、意外な収穫であったのは、こののぞく時の姿態にあった。

正座してのぞく人、ねそべりながら、靴を履いたままで膝立ちで、
人それぞれであったが、
この時の女子の無防備の姿にはなかなか趣深いものがあった。


私としては、白い着物の若い女性が半横寝になりながら
一途にのぞく姿が白眉であったと記憶している。

ちなみに私は目が釘づけになっていて
残念ながらその時の画像は無い。