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これは平塚市の民家の庭に設置されていた銅像である。
個人所有の銅像に着衣させたのはこれ唯一かもしれない。

ずっと気になっていて、ある日勇気を出してこのお宅を訪ねてみた。
品の良い叔母様に対応してもらい快く快諾を得た。
銅像には取り立ててタイトルは無かったのだが、私が勝手にこの家庭の状況を鑑みて“若奥様”と名づけてみた。

1週間展示後、脱衣のためこのお宅を訪れたら、この叔母様から「あら、もう取っちゃうの?もっと着せててもいいのに・・・」と言ってもらえた。
所有者からのこんな感想も唯一である。