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キリンシリーズの最後はこれである。
東京展では会場に設置されている裸体像が無かったため持込で対応したのだが大阪には本物の裸体像があった。
展示会場である大阪キリンプラザの正面玄関前にそれは起立していた。
東京展では本来の「裸体像Tシャツ計画」の面白さが発揮できなかっただけに今回は納得のできる作品となった。

余談であるが画像を見てもらえばわかるように正面から見るとキリン、右からはサッポロ、左はアサヒとビール激戦地区なのである。
その逆風に耐えられなかったのか、数年前にこのキリンプラザは解体された。
と同時にキリンアワードも美術公募展の役目を終えた。

私が命名した‘キリンの母’は今も元気に大阪の街を見下ろしているのだろうか?